オルファ:トレーナー セフィー:トロピウス レーナ :ギャロップ アルス :ボスゴドラ ミル  :ミロカロス セレン :サンダース フィン :オオタチ  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― やあみんな! 僕はフィン、オオタチのフィンだよ! ・・・え? このフレーズどっかで見たことあるって? 細かい事は気にしたら負けだよ♪ ・・・え? どうせまた薬ネタだろって? 大☆正☆解!! 僕のいたずらは血利院社の薬なしには成り立たないからね♪ というわけで今回の計画は・・・ いつもニコニコしてるけど何を考えてるのか一番よくわからないアルス姉に『素直になる薬』を飲ませてみよう! なんだよ♪ 僕の勘では結構面白いことになりそうなんだよね・・・楽しみだなぁ ウフフ さって・・・ 薬はもう血利院デパートで買ってきたからいいとして・・・ 問題はどうやって飲んでもらうかなんだけど・・・ アルス姉がいつも飲んでる紅茶に入れられないかな・・・ アルス姉今本読んでるし何とか気づかれずに・・・ アルス「あら? どうしたのフィンちゃん。そんな難しい顔して」 フィン「!!! な、なんでもないよっ!」 アルス「そう?」 フィン「ちょ、ちょっと考え事してただけだよっ!」 アルス「ふふっ、あんまりいたずらばっかりしてちゃだめよ」 フィン「う、うん!」 ・・・・・・ び、びっくりした・・・・・・ ・・・ばれて・・・ないよね・・・? まぁ、ばれてたとしてもここで計画を中止する気は全くないけど む〜、どうしよう。 出来ればオル兄とセフィー姉が買い物という名の散歩から帰ってくる前に実行したいんだけどな・・・ いくら僕がすばしっこくても流石にすぐ近くのポットに入れようとすればばれるだろうし・・・ なんとか気をそらせないかな・・・ ・・・お・・・セレン姉が・・・ セレン「ひゃっ!?」 アルス「あら?」 お約束でこけるセレン姉を受け止めるアルス姉。 I☆MA☆DA!!(キュピーン 僕はその一瞬の隙を突いて薬をポットに入れる。 アルス「気をつけてね、セレンちゃん」 セレン「うん・・・ありがとアルス姉」 ・・・よしオッケー・・・ばれてない・・・ 本当にナイスだよセレン姉! 何もないところで転べるって才能だね! アルス「そうね、せっかくだからセレンちゃんもお茶飲んでいかない?」 セレン「え・・・うん、じゃあ少しだけ・・・」 ありゃ、予定外のセレン姉まで飲む事に・・・ まぁいいや、結果オーライってことにしておこう。 セレン「わぁ〜、美味しいね、アルス姉」 アルス「ふふっ、おかわりもあるわよ」 ふむ・・・ひとまず退散しようか・・・ このまま見てて僕も飲むような事になると困るしね ウフフ・・・うまくいった・・・ どんな結果になるか楽しみだなぁ・・・フフフ ―10数分後― さて・・・そろそろいいかな・・・ いつもならアルス姉はミルの勉強を見てあげてる頃だけど・・・ ・・・え? セレン姉? 確かに飲んじゃってたけど今回のターゲットはアルス姉だからね 時間があればもちろんやるけど じゃ、とりあえずリビングに・・・・・・あれ? リビングの入り口の前でミルが硬直してる どうしたんだろ フィン「どうしたの? ミル」 ミル 「フィ、フィンちゃん・・・」 そういうミルの顔は真っ赤になっている 本当にどうしたんだろ ミル 「あ、あれ・・・」 フィン「・・・?」 ミルの指差す方を見る そこには・・・ アルス「ふふっ・・・可愛いわ、セレンちゃん・・・」 セレン「あっ・・・//////だ、だめだよアルス姉・・・」 アルス「だめと言いながらも抵抗はしないのね・・・うふふ」 セレン「ひゃっ・・・だ、だって・・・//////」 アルス「もしかしてマゾっ娘なのかしら?」 セレン「そ、そんなはっきり言わないでよぅ・・・///////」 アルス「ああっ・・・本当に可愛いわ・・・」 ・・・えぇ〜・・・・・・ な、なにやってんの二人とも・・・ いくら僕でもさすがに想定外だったよ・・・ ミル 「ど、どうしよう・・・?」 そんなこと言われても・・・ アルス「あら、ミルちゃんにフィンちゃん」 あ・・・気づかれた・・・ アルス「ふふっ・・・2人ともこっちに・・・」 ちょ・・・アルス姉・・・目が怖い、目が怖いよ ・・・こうなったらしかたない・・・ フィン「逃げるっ!」 ミル 「え? フィ、フィンちゃ〜ん」 アルス「あらあら、しかたないわねぇ・・・それじゃ、ミルちゃんはこっちね」 ミル 「え? え? ひゃあぁああああん」 アルス「うふふ・・・可愛がってあげるわ」 ごめんミル・・・ だけど僕は捕まるわけにはいかないんだ それにしてもまさかアルス姉が百合だったとは・・・ まさに衝撃の事実・・・ レーナ「ちょっとフィン、さっき悲鳴みたいなのが聞こえたけどなんかあったの?」 フィン「レーナ姉・・・えっと・・・アルス姉が・・・」 レーナ「アルスが? まぁいいわ」 そう言ってリビングに向かうレーナ姉 あ〜あ・・・僕知〜らない・・・ レーナ「ちょっとアルス・・・・・・って、な、なにやってんのよあんた達」 アルス「あらレーナ、いらっしゃい・・・うふふ」 レーナ「なっ、や、やめなさいよっ」 アルス「うふふ・・・あなたはおなかが弱い事はとっくに知ってるのよ」 レーナ「あっ・・・オ、オルファのことはどうするのよ・・・」 アルス「あら、もちろんオルファ様のことは大好きよ? でも私はあなた達も同じくらい大好きなの・・・」 レーナ「ちょ、や、やめてよ・・・」 アルス「ああっ・・・やっぱり可愛いわ、レーナ」 ・・・思ったとおりの展開に・・・ それにしてもアルス姉って・・・そういう性格だったんだね・・・ アルス「ふふっ・・・あら、レーナよりミルちゃんの方が胸大きいのねぇ・・・」 ミル 「も、もうやめてよぅ・・・」 レーナ「ハァ・・・や、やめ・・・」 セレン「アルス姉・・・わたしも・・・もっと・・・」 えぇっと・・・ どうしよう・・・こういうときは・・・こういうときは・・・ ・・・これしかないか・・・ ●REC・・・ ミル 「や、やぁっ、やめてよぅフィンちゃん」 レーナ「あっ・・・フィン・・・やめっ・・・」 セレン「ハァ//////わ、わたし・・・」 アルス「あら、私にも後でちょうだいねフィンちゃん♪」 ―数十分後― ミル 「ハァ・・・ハァ・・・」 セレン「ハァ・・・わたし、もう・・・」 アルス「ああっ・・・みんなとっても可愛いわ・・・」 ・・・・・・え〜と・・・・・・ まぁ予想外すぎたけど今回の結果をまとめとこう・・・ とりあえず・・・ ・アルス姉は百合 ・セレン姉はマゾ ・レーナ姉の弱点はおなか ・ミルの胸はレ−ナ姉より大きい えっとあとは・・・・・・ ああそうだ ・百合モードのアルス姉は最強 っと・・・これでオッk・・・ レーナ「フィ〜ン〜・・・・・・」ゴゴゴゴゴ うわ・・・これは・・・ 逃げようっ! レーナ「こらー!そのテープを渡しなさ〜い!」 ふふ〜ん、追いつけるかな? というわけで今回は終わりだよ、みんな! 前回はちょっと失敗したけど今回は大成功だったね! ああそうだ 実はテープはアルス姉に渡してあるからほしい人はアルス姉に交渉してね♪ それじゃまたね、みんな! レーナ「待ちなさ〜いっ!!!!」 終わり ―おまけ― ―さらに数十分後― オルファ「ただいま〜・・・って・・・なにが、起きた・・・」 セフィー「みんなぐったりしてるね〜」 アルス 「ふふっ、細かい事は気にしたら負けですよ?」 オルファ「・・・・・・そうか・・・・・・」 アルス 「ええ、そうです♪」 オルファ「・・・・・・・・・」 終る